漫画家の確定申告、こんなことが気になっていませんか?

手塚治虫展 四日市市立博物館にて

名古屋市天白区の税理士 彦坂です。

ひとり法人・個人事業主の方を中心に、
年商1億円以下のスモールビジネス専門の税理士として活動しています。

今回は、漫画家の方の確定申告についてお話しします。

当事務所では、漫画家の方から顧問のご依頼も多くいただいており、
漫画家の方ならではのお悩みやご事情を身近に感じるようになりました。
一度まとめてお伝えできればと思い、このブログを書きました。

漫画家の方ならではのお悩みやご事情について、順番にお伝えしていきます。

宝塚育ちということもあり、漫画には個人的に親しみもあって、
お仕事の話を聞かせていただくのが純粋に楽しいです。

お問い合わせやご相談の場面で、みなさんに共通して感じることがあります。

はじめてのご連絡、こんな言葉が多いです

実際にいただいたご感想や、ご相談の場面で、こんな言葉が並ぶことがあります。

「何からどう処理すればいいのかわからない」

「売上がまだ少ないので、頼んでいいのか迷っている」

「こんな状態で相談して、困らせてしまわないか心配だった」

でも、漫画家の方からのご相談は、こういった状態からはじまることが一番多いです。
整理できていない、よくわからない、だから相談したい。
それで全く問題ありません。

「ずさんでも大丈夫ですか?」と聞かれることがありますが、そのままお持ちください。
整理するところからお手伝いするのも、仕事の一部だと思っています。

漫画家さんの確定申告、こんな特徴があります

実際にご相談をお聞きしていると、この仕事ならではだなと感じることがあります。

原稿料や印税、実際に手元に届く金額は異なります

一般的な個人事業主の場合、請求した金額がそのまま振り込まれることがほとんどです。
ところが漫画家の方の場合、出版社からの原稿料や印税は支払いの時点で所得税があらかじめ差し引かれた状態で振り込まれます。
これを源泉徴収といいます。

確定申告ではこの差し引かれた分を精算することになりますが、出版社から送られてくる支払通知書の見方や処理に慣れていないと迷われる方が多いです。

本業が忙しくなると、申告の不安が後からついてくる

最初のうちは自分で申告できていた方も、作品が増えたり連載が始まったりと本業が忙しくなるにつれて、
経理や申告に割ける時間がだんだん取れなくなってくることがあります。
「申告内容が合っているか不安だけど、確認する余裕がない」という状態になったタイミングが、ご相談のきっかけになることが多いです。

収入が一気に増えたときは、平均課税の出番です

コツコツ積み上げてきた作品が急にヒットして、収入が一気に跳ね上がることがあります。
こういった場合、平均課税という計算方法を使うことで税額を抑えられる可能性があります。

収入が急増した年は税負担も大きくなりがちですが、平均課税はその負担を和らげるための制度です。
これを知らずに申告してしまうと、余分に税金を納めることになってしまいます。
実際に当事務所でも、過去の申告に遡って平均課税を適用し、税金が戻ってきたケースがあります。

お客様からいただく声

税理士というと、怖い・難しい・敷居が高いというイメージを持たれている方も少なくありません。
実際にお会いしてみて「話しやすくて安心した」「初対面なのに緊張しなかった」と言っていただけることが多く、税理士に対して身構えていた気持ちがほぐれた、と言ってもらえるのは素直に嬉しいです。

ご依頼後は、平均課税を適用して税額を大きく抑えられたケースや、過去の申告に遡って税金が戻ってきたケースもあります。「こんなに戻ってくるとは思わなかった」「自分では理解できないので、依頼して本当によかった」という言葉をいただくことがあります。

また、「自分でやらなくてよくなってストレスから解放された」「作品づくりに集中できるようになった」という声もいただいていて、そういった言葉が仕事の励みになっています。

漫画家の方に合わせた、当事務所の関わり方

漫画家の方とお仕事をさせていただくようになってから、この仕事のリズムに合わせて関わり方を変えてきた部分があります。

漫画家の方と関わるようになって感じるのは、締め切りのプレッシャーが常にある、ということです。

「仕事が立て込んでいて、なかなか書類の準備ができなくて…」
「原稿が佳境で、なかなか対応できなくて申し訳ない…」

こういった声をいただくことがあります。でも、謝っていただく必要はまったくありません。
税理士も、確定申告の時期になると期限に追われる仕事です。
締め切りに向けて動かなければいけない感覚は、少しわかるような気がしています。
ただ、そこにクリエイティブな作業まで重なるわけですから、それは大変だろうなと思っています。

資料の受け取りは柔軟に対応しています

書類のご提出については、できるだけ柔軟に対応しています。
ただ、確定申告には期限がありますので、余裕を持って動き始めていただけると助かります。
「いつ頃までに何を準備すればいいか」は定期的にお伝えしていますので、あとはそのペースで進めていただければ大丈夫です。

連絡はチャットやメールが中心です

電話だと、お互いに時間を合わせないといけないので。
チャットやメールであれば、深夜でも早朝でも、ご自身のタイミングで送っていただけます。
返信は翌営業日以降になることもありますが、時間を気にせず連絡できる方が、漫画家の方には特に合っているのかなと感じています。

税理士が直接対応します

大きな事務所では、日頃の連絡が税理士資格を持たない担当者になることも多いと聞きます。
当事務所では、ご連絡の窓口は税理士である私が担当しています。
担当が変わることもないので、毎回一から説明していただく必要もありません。

手塚治虫先生と同じ町の出身です

少し余談ですが、私の出身地は兵庫県宝塚市というところです。
宝塚といえば宝塚歌劇が有名ですが、
もうひとつ、漫画家・手塚治虫先生の出身地でもあります。

子どもの頃から「漫画の神様のいた町」という意識が自然とあって、
漫画というものへの親しみは人一倍あると思っています。

税理士になってから漫画家の方とお仕事をさせていただくようになり、
なんとなく縁を感じています。

顧問先の漫画家の方からご自身の作品をプレゼントいただいたこともあって、
それはとても嬉しかったです。
手塚先生の町の出身として、誇らしい気持ちもありました。

まとめ

今回は、漫画家の方の確定申告についてお話しました。

源泉徴収・本業が忙しくなるにつれて申告が難しくなること・収入が急増したときの平均課税と、漫画家の方ならではのポイントがいくつかあります。
一人で抱えるより、早めに相談していただいた方が結果的に安心できることも多いです。

名古屋・愛知はもちろん、オンラインで全国対応しています。
岐阜など愛知県外の方からもご依頼いただいています。

作品づくりに集中したい方、自分での申告に限界を感じている方、まずはお気軽にご連絡ください。

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